牛追い祭り~闘った編~

闘牛場の中に駆け込むと、最後まで走りぬいたことで満足感に浸ってしまった。

空を見上げ、両手を上に突き出した。“我が生涯に一片の悔い無し!!” 
ラオウだ、俺は。  なぁ~んちゃってぇ~。

少しすると係員らしき人が闘牛場内にいる人たちを小さな扉の前に集合させ、座らせた。
ウェーブでもすんのかなーと思い、心ウキウキさせてると、、、
扉が開いた。
中は真っ暗の通路。
ん、、、
ん、、、
ん、、、

突如、何か黒い物体が現れた。
そして猛スピードで突っ込んでくるやんかーーー!!
牛やーーーーーー!!

ありえねー!
牛が出てくるのに何で座らせる!!
ある者は危険を察知し、すぐに退散。
ある者は牛に踏みつけられ、
またある者は牛に跳ね上げられた。




そして、 牛1匹 VS 人間大勢 の闘いが始まった。
人間は好奇心からか、または自らの勇気を試すためか、牛に近づき、触ろうと試みる。
一方、牛はそんな人間を片っ端から突き飛ばしていく。

人間があんなにぶっ飛ばされるのを見たことがない。
例えるなら、 
バッファローマンに突き飛ばされた筋肉マン。
シュナイダーに蹴り上げられた日向君。
春子さんの「大っ嫌い!!」を喰らった桜木花道。 のようだった。

しかし、人間は数的有利を活かし、牛タッチを達成させていく。
と言うものの、大半は手を伸ばし、腰は引けている。。。
タッチしたらすぐに凄まじい勢いで後退。

まさに、   カバディ、カバディ、カバディ、カバディ!! ハイ!!
自分もこの時ほど真剣にカバディをしたことはない。

時間が経つに連れ、牛は疲れ始め、足を止めるようになった。
このチャンスを逃すものか!!と積極的に牛に近づく人間達。
皮膚を触った次の目的は角を掴む!
幸運にも、牛の角は丸く削ってある。
もし角が尖っていたら、数人はまちがいなく死んでる。。。

他の人たち同様、自分も角掴みに挑む。
そして、その時は意外にあっさりやってきた。
牛が目の前に後ろ向きでいる。
こっちを振り向いた。
来る!来る!突進して来るのか?!!
来た!
あれ、遅い。歩いてる。
んじゃ、エイっ!!
両手で両角をがっちし!!

 …
 …
 …

感動。。。。

“男”になったぞーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!

あの瞬間は忘れられねー!
最高の一時やった。

基本的に僕は嘘が好きやけど、これは事実です。事実です。事実です。事実です。

“角を掴んだマラドーナ”のインパクトは絶大で、その後知らない人にどれだけ声をかけられたか。
「おい、マラドーナ!お前が角掴んだの観てたぞ!よくやった!!」
人に誉められるって悪くない!
気分は上々になってまったよ。
この日ばかりは非常に元気で調子に乗っていたかも…(^^;) あはは~。

続く??
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by pixy-ryoya | 2005-07-15 21:53 | スペイン生活


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